改造で、元の面影が無くなりました。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 脇差 鵜の首刀身」を掲載しました。

一昨日の圧し切り・昨日の明智拵は〝職人さんに完全お任せ〟でした。本日紹介の脇差は〝完全自力救済〟の発想で組み上げた物です。改造目的で素体を探し、既に入手していた各部材(今回は柄頭・縁金具・目貫・切羽・鎺・鍔・柄革)を投入し自力で仕上げました。元のままなのは刀身・鞘・柄下地だけです。
本職の方の仕事と比べる迄も無いのですが、自由気儘に改造するって凄く楽しいのです。職人さんが丁寧に造られた刀は勿体なくて袋に入れて刀掛に飾っていますが、自作の刀は気遣いせずに扱うことができますので、此方をご覧の皆様も是非チャレンジしてみてください。
金具はだいたい模造刀を扱う店のWEBショップで販売しています。いつも柄革は九州の「Onigite.刀剣」様(http://onigote.com/?mode=cate&cbid=474444&csid=0)から取り寄せていますが、「Onigite.刀剣」様は現在営業中止(閉店)されておりますのでご注意ください。最近ではAmazon.comでも柄革の取り扱いがありますね。また、時間に余裕があればオークションを見て、気に入った部材があれば押さえています。例えば、気に入った柄頭(縁金具とセットの場合が多い)があれば、その金具に合いそうな鍔を探す。そうした組み合わせパターンを複数確保しておけば、改造する素体と出逢えたら直ぐに改造に着手することができます。

2020年06月03日