居合刀ソハヤ、降臨。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀改造 ソハヤノツルキウツスナリ」を掲載しました。

2007(平成19)年の特別展「大徳川展」で大集結した徳川関連の刀たち。その中でも異彩を放つ徳川家康愛刀の写しのお話です。武装商店様の企画品で、細かいところはさておきの本歌(本物)に似せた一振りです。この頃は文化財の写し(似せた物)に対する意識が皆無に等しかったので、購入に至るまで時間を要しました(高額居合刀であったことも躊躇の理由でした)。何度か店頭で手に取らせていただきましたが、回を重ねるごとに〝情が湧いて〟きました。図録等で関連情報を調べ、テンションを高揚させて購入しました。
「赤銅鍍金仕上げの鍔」の取り扱いが難儀で、汚れが酷くなってしまったことをきっかけに再鍍金と鎺(はばき)への彫刻という改造をお願いしました。自邸でソハヤ(写し)を愛でる楽しみは堪りません。

2020年06月06日