よくできている「合口拵」。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀紹介 姫鶴一文字(小柄・笄あり)」を掲載しました。

「上杉景勝御手撰三十五腰」(うえすぎかげかつおてえらびさんじゅうごこし/さんじゅうごよう)の一振りとして、上杉家で秘蔵・珍重された「ひめつる一もんし」をモデルにした居合刀の紹介です。上杉家伝来の特徴的な鍔の無い「合口拵」(あいくちこしらえ)を再現した人気の商品で、各問屋さんから発売されているので数種類が流通しています。今回は、その中でも鍔・切羽を備えない本当の合口拵を再現した2種類(部材は同じ)に焦点をしぼりました。絶対にその様なことをしませんが、片手打ち(斬り)をするのに適した握りです。

2020年05月16日