「三宝杉」の1本が倒れた凡そ一箇月後、室生寺を参詣していました。

大和国室生はよく訪れるのに、室生寺にはなかなか立ち寄らない。別に意識している訳ではありませんの。〝室生は龍と戯れることができる場所〟なので龍穴神社と妙吉祥龍穴を訪れるのは必須になっているのです。室生寺は、ちょいと龍と戯れることが無さそうな感じです。でも五重塔の上には修圓によって封じ込められた龍が居るのですよ。今回の記事をまとめていて気付いたのですが〝封印されている龍〟とは遊べないですよ(笑)。金堂や五重塔に顕著に見える湿気の被害は、この封じ込められた龍の責任でしょう。2020(令和2)年に寶物殿が新造され、あの妖艶な表情をした十一面観音が金堂を出てしまったことで、金堂が発していたパワーが減少した様な感じがします。これも封じられた龍のせいでしょう(笑)。それはそうと、「三宝杉」が並び立っているうちに何度も室生寺は訪れていますが、意識的に画像を撮っていませんでした。そのうち1本が倒れたということは特に意識していませんでしたし、竹を組んで残る「三宝杉」に近寄れなかった様子を撮ってはいましたが、それが何かは気付きませんでした。この時は「奥之院」に行きませんでしたからね。次回は「奥之院」まで脚を伸ばしますよ。

2024年03月05日