ひとりだけ国宝ではありません。

 仏像エンターテイメント部門「波夷羅大将(イSム「掌」)」を掲載しました。

イSム十二神将のうち新薬師寺では「波夷羅」(はいら)、国指定名では「宮毘羅」(くびら)とされる、イSム波夷羅像の紹介です。
奈良・天平期の制作でしたが、1854(安政元)年の大地震により倒れ破砕し、1931(昭和6)年に群馬県出身の彫刻家・細谷而楽(じらく:本名は三郎)氏によって補作されました。
像高約160㎝、干支では「辰」が割り当てられています(新薬師寺の説)。
身体の色は赤色で、真言は「オン ハイラ ソワカ」です

2020年05月03日