「平泉黄金バウム」の現在。

2022(令和4)年末に、陸奥国から貢物が届きましたよ。
               (だいぶ前にまとめていた記事です)

 「平泉黄金バウム」

がねっ。2個、届く予定だったのですが、いろいろとありましてな、1個だけになってしまいました。

「平泉黄金バウム」とは以前にも出会っておりまして、中尊寺境内の讃衡蔵(さんこうぞう)隣の売店で購入しました。
コロナ禍の影響により、現在では販売場所が限られております。残念ながら讃衡蔵隣の売店での販売は休止となっております。

当時は見本品が展示してあって、それを見てテンションが上がり、購入しました。
その時の印象は〝とても金色が美しいバウムクーヘンだ・・・〟というものでした。
実際、現在ネット上にある画像でも公式サイトに掲載されていたものは〝金色〟が強めです。

そうした昔の記憶に拠りながら、楽しみにしていました。

送られてきた箱から取り出したのがこちら。
画像を撮るため、壁へ斜めに立て掛けております。

 

平らなところに置いて見ています。

 

折角なので視点を変えて

見てみました。
廻して見られることを想定した箱になっていますね。

 

HIRAIZUMI
  OHGON
  BAUM

 

日本の文化に興味・理解を示されている外国人観光客の皆様にはウケることでしょう。
当然、日本人観光客の方々にもウケますよ。

 

ワクワクしながら、箱の中から本体を取り出します。

こんな感じです。
おやっ?金色っぽくない?

 

こうした〝拘りの原材料〟の説明がありましてな、

 

反対側(表側)には
目映いばかりの「金色」を纏った黄金バウムの姿が。

 

拡大しちゃいますね。
ほら、鮮やかな金色。

 

ネット上で捜すと
見ているだけで幸せ感が込み上げてくる画像も出てきましたぞ。

何とも凄い「画力」(えぢから)なのでしょう(笑)。
「河越御所」のパソコンの壁紙にしちゃおうかと思っちゃいましたよ。

 

説明書を退けた画像です。
やはり金色というよりも、パールグレーって感じ。

 

食用パールパウダーの砂糖衣で包まれているのだそうです。

詳しき事は判りませんが、
 以前購入した金色の黄金バウムは3,000円だったと記憶しています。
 現在のパールグレーの黄金バウムは税込で2,000円ちょっと。
時期やサイズ等で違いがあるのでしょうかね。

 

現行のも(パールグレー)のは
 ・事前予約して店頭購入で2,100円超だったか。
 ・店頭販売品はちょっと訳ありで2,000円を下まわる価格(1900円くらいだったか。
実際に店頭にうかがって価格表示を見たのですが、正確に記憶していません。

 

まぁね、金(価格)の話は置いといて、麗しき姿を愛でましょうか。

光の色や光の当たり具合もあるのでしょうが、美しいのですわ。

 

カバーを外しました。
写真でも美しさが伝わることでしょうが、実際に目の当たりにすると惚れ惚れしますよ。

 

かなりの肉厚になっています。
こりゃ、喰ったら腹一杯になりますわな。
まるまる一個じゃなくて、切り分けたとしてもですよ。

 

横から観察すると、上下で少々色合いが異なっておりますね。
下部には食用金箔が散らされています。

 

金箔散らし部分を拡大すると、こんな感じです。

 

 

撮影が済みましたので、食すために斬りました。

斬ってから気付くのですが、もっと粋な斬り方をすれば良かったと後悔してしまいました。
皆で分けるということで、この様に斬ったのですがね。
いや、それにしても肉厚であることがお判りいただけたことでしょう。

 

斜めに斬った様子も採っておきましたよ。

 

塗り重ねられたパールグレーの砂糖の層、案外硬くて、斜めに斬るのが難儀でしたよ。

押さえていたら、手のひらに薄らと金色が付いちゃいました。
見た感じ目立ちませんが、「黄金」バウムでしたわ。

2023年05月16日