暦は違いますが、そろそろ「本能寺の変」が始まりますよっ。

 模造刀エンターテイメント部門「居合刀特注 印伝鞘 刃文・へし切長谷部」を掲載しました。

暦(こよみ)が違っていますが439年前、日付的には〝この夜〟が開ける頃に京都・本能寺が襲撃され、
 織田信長:「是れは謀叛か、如何なる者の企てぞ」
 森 成利:「明智が者と見え申し候」
 織田信長:「是非に及ばず」    (いずれの発言も『信長公記』より)
という、有名なやりとりが交わされたといいます。
既に何振か「へし切長谷部」をイメージした居合刀・美術刀を紹介しておりますが、外見的に全く似つかわしくないものの、中身(刀身の刃文)が〝圧し切り〟である居合刀を「本能寺の変」記念として採り上げます。新宿・魂琥李斗(コンクリート)様に特注をお願いした一振りです。単純に興味あるパーツの組み合わせでの特注で、モデルはありません。鞘に鐺(こじり)を装着すると工期が長くなると謂われていますが、この特注はそれほど時間は掛からなかったと記憶しています。魂琥李斗様に特注をお願いすると、居合刀でも1~2箇月のうちに納品してくださいます。居合刀の特注としては高速の仕上がりです。

2021年06月01日