東大寺戒壇院モデル「広目天」は巻物と筆を手にしています。

 仏像エンターテイメント部門「広目天(イSム「掌」合計50セット数量限定生産/ナイトグロウ仕様)」を掲載しました。

2021(令和3)年7月に受注生産・発売された、イSム掌の「ナイトグロウ仕様」四天王のうち、西を守護する広目天のお話です。暗闇で光を発するため、蓄光塗料を身にまとっているので〝白っぽい〟姿をしています。先に観た時国天と比較すると、甲冑の形態に違いを見出すことができます。武器(直刀)を持つ時国天と、筆記具(巻物・筆)を持つ広目天ですから、像の性格による違いですよね。また邪鬼の踏み方ですが、時国天は〝踏み躙っている〟拷問状態でしたが、広目天に踏まれている邪鬼は抵抗することを諦め(もしくは抵抗できない)観念しているかの様な表情です。四天王の武装・持物と邪鬼の踏み方にどの様な意味があるのか。当御所に居る四天王はナイトグロウ仕様だけではないので、別の四天王シリーズの際に比較してみようと考えております。

2021年10月15日