「法隆寺」は難しい、そして奥深いっ。

 仏像エンターテイメント部門「法隆寺 薬師如来坐像(企画・製作「株式会社京都ミニ仏像工房/製造元「株式会社ダッシュ」)」を掲載しました。

ずーっと休み無しだったので、心がかなりやさぐれています。転職という言葉が脳裏にチラつくぐらいに。しかも休みを取ることが難しいときたものですから、遠くに遊びに行くことができない。心中穏やかではありません。
それはさて置き、昨年(2021)夏の東京国立博物館・平成館で開催された聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」で発売された「薬師如来坐像」のお話です。本物は1875(明示8)年の奈良博覧会に出展されて以来、146年ぶり(2021年時点)の寺外公開ということで話題になりました。通常(法隆寺金堂内)ですと、拝観通路から距離がありますので遠目から姿を観るしか無いのですが、この展示では超・至近距離からの拝観ができました。貴重な機会でした。売店に行くと、この薬師如来坐像の縮小フィギュアが居ました。確か1体5000円だったと記憶しています。凄かったのは光背に刻まれた銘文が再現されているところ。その内容を調べていったら、いわゆる〝法隆寺の謎〟に触れることになってしまいました。法隆寺DVDを繰り返し視聴し、法隆寺関連の書籍を幾つも取り寄せました。当然のことながら法隆寺、ひいては〝斑鳩の地〟に行きたくなっています。いつもは欲張って彼方此方に立ち寄ってしまうのですが、この夏は斑鳩をピンポイントで訪れようと考えています。とても楽しみ。

2022年03月20日