「これが、密教か」を構成する2体目です(大っきい増長天)。

 仏像エンターテイメント部門「増長天(空海 立体曼荼羅 真言宗開宗1200年記念 東寺監修 公認 MINIBUTSU 大サイズ)」を掲載しました。

いや、もうコレは弘法大師(空海)からのプレゼントでしょうっ!本編にも述べていますが、2022(令和4)年3~3月初旬にかけてAmazonプライム会員対象で特別割引セールがありました。そしたら何と、通常価格66,000円の「MINIBUTSU」大サイズの四天王がそれぞれが半額強で販売されていました。ホント、たまたまAmazonのサイトを見ていて気付きました。仏像好きの知り合いにも知らせ、既に66,000円で入手した多聞天以外の3体を確保しました。
このシリーズは、大阪の有限会社「ボーフォードJP & ジェイプロテック」(Boford JP)様が製作(直接販売はしていないとのこと)し、複数の販路を有している様です。情報は知っていましたが〝4体を揃えなければならない〟という精神的な縛りがあり、約30万円が必要ということで「何れ、余裕が出たら・・・」と思っていました。残念ながら余裕なぞ生じる事態にはありませんがね。この四天王、2016(平成28)年11月に販売が開始されました。来る2023(令和5)年の真言宗開宗1200年を記念しての製品となっています。「四天王」といえば東大寺戒壇院(戒壇堂)モデルのものが知られていますが、東大寺戒壇院モデル以外で現存する四天王をモデルとしたフィギュアは此方がはじめてでしょう(食玩は除く)。
これまで何度も東寺講堂内で本物を拝観してきましたし、図録・書籍などの画像も見てきましたが、レプリカ(仏像フギュア)を前にして観察すると、知らなかったこと・気付くこと・・・多々あります。
仏像フィギュアについて否定的な見解を持つ寺院関係者の方々、仏像フィギュアを欲しいと考えている人の大部分は、入手した仏像フィギュアを大切にします。そして仏像フィギュアをいつも目にすることで仏の教えや寺院の歴史を学び、そして寺院を支えていこうという気持ちを備え、その気持ちを強くしていきます。そして更に、本物を拝観したい気持ちを高め、実際に拝観して本物の仏像の素晴らしさを体感・実感し、感動するものです。この感動は言葉では表現しきれず、2度目・3度目・・・と繰り返し寺院を参詣し、仏像を拝観するのです。仏像フィギュアとは寺院と一般人を結び付け、繋ぎ続けていく素敵なアイテムだと感じています。こうした考え、受容していただきたいと存じておりますが、如何でしょうかね?

2022年04月24日